2021.12.03/NEWS

JヴィレッジSCジュニア設立初年度の福島県大会出場 ~Jヴィレッジを拠点とした新たな歴史~

株式会社Jヴィレッジが運営しているサッカーのクラブチームのJヴィレッジスポーツクラブ(以下:JヴィレッジSC)のジュニアチームが、「2021年度第14回JA全農杯全国小学生選抜サッカー大会相双地区予選」にて勝利し、12月4日(土)よりいわき市新舞子フットボール場で開催される福島県大会へ出場します。なお、小学生世代のジュニアチームは、今年度新たに設立したばかりで、設立初年度で福島県大会出場を果たしました。

 

JヴィレッジSCは、2003年に設立し、2011年3月の東日本大震災後は、Jヴィレッジが原発事故の収束拠点となり営業休止を余儀なくされましたが、JヴィレッジSCは選手たちの大半が避難したいわき市を拠点とし、同市内の学校のグラウンドや公共施設をお借りし、活動を継続してきました。今年度よりJヴィレッジを拠点にした活動を再開し、中学生年代のジュニアユースチームおよびサッカースクールの活動をしています。

2016年よりサッカースクールをいわき市内で開始し、参加する選手たちから、より本格的にサッカーを取り組みたいとの声を受け、希望者を募り、週末に交流試合などを定期的に開催してきました。2019年のJヴィレッジの全面再開以降、徐々にJヴィレッジでの活動の機会を増やしていく中で、今年度Jヴィレッジでの活動拠点としての再開を機に、日本サッカー協会へ正式にチーム登録し、「JヴィレッジSCジュニア」として各種公式戦への参加が可能になりました。

 

現在、ジュニアチームには、いわき市から南相馬市の浜通りに居住している小学3年生から6年生まで23名が在籍し、毎週水曜と金曜および週末に活動しており、個々のレベルアップを第一に考え、中学生年代まで一貫した育成指導をしています。JヴィレッジSCジュニアは、福島県大会でも個々のプレーヤーのトレーニングの成果を発揮できるように、積極的なプレー、チャレンジする気持ちをもって試合に臨み、新たな歴史を築いてまいります。

 

JヴィレッジSCは、これまで地域の幼稚園や保育園、各小学校へ訪問し、継続したサッカー教室開催等を通して地域の子どもたちとの交流を図ってきました。これからもJヴィレッジ周辺地域でサッカーを楽しむ子どもたちの受け皿になり、サッカーを通したスポーツ振興に貢献してまいります。

 

 


 

■クラブ沿革

2003年 Jヴィレッジスポーツクラブ設立(中学生年代のサッカーチーム)

2007年 高円宮杯第19回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 全国大会ベスト16

2011年 東日本大震災による原発事故収束の拠点となったため、いわき市に活動拠点を移す

    JヴィレッジSCのクラブチームのみ活動を継続、サッカースクール活動休止

2016年 いわき市新舞子体育施設(いわき新舞子ヴィレッジ)を中心にJヴィレッジサッカースクールを開始

2018年 7月28日Jヴィレッジスタジアム開催されたJヴィレッジ再始動記念式典後のエキシビジョンマッチで福島県選抜U-15と対戦

2018年 ろうきん杯争奪第29回福島県ユース(U-15)サッカー選手権 

    兼 高円宮杯JFA第30回全日本U-15サッカー選手権大会 福島県大会 優勝

2021年 Jヴィレッジを拠点にしてクラブチームおよびサッカースクールの活動を再開

    JヴィレッジSCジュニアを設立(小学生年代のサッカーチーム)

 

■問合せ先
株式会社 Jヴィレッジ

TEL:0240-26-0111

 

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