2024.02.26/EVENT

ふるさと愛プロジェクト in J-VILLAGE あなたに会わせたい「ふくしま」な人~72時間スケッチ旅行~ 開催レポート

株式会社Jヴィレッジは、2/13(火)~2/15(木)にかけて「ふるさと愛プロジェクト in J-VILLAGE あなたに会わせたい「ふくしま」な人~72時間スケッチ旅行~」を開催いたしました。

Jヴィレッジを拠点に県内外の大学生など25名が参加した本プログラム。

参加者は、地域の方々が「是非会ってもらいたい」と考える“ふくしま”な人(=福島の復興に向けて果敢にチャレンジする地元の方々)に出会い、対話や活動場所でのフィールドワーク等を通して“福島の魅力”を発見し、参加者が個々に想う“ふるさと愛”を見つけていきました。本記事では当日の様子をご紹介します。

Jヴィレッジ館内にて本プログラムを通して作成した作品を展示しておりますので、お近くにお立ち寄りの際は是非ご覧ください。

 

≪1日目≫2月13日(火)

①取組紹介&ブドウ畑にて剪定枝の回収@とみおかワインドメーヌ
「ブドウ畑を富岡のシンボルにしたい」。

とみおかワインドメーヌ代表の遠藤さんは、35歳になったら帰ると決めていた大好きな富岡町に再び戻りますが3年後に被災。
100年以上続いていくブドウ畑に復興への可能性と自身の想いを込めてワイン造りに取り組む日々をお話しをいただきました。

 

②Jヴィレッジの命である芝生に関する講話&モルック体験@Jヴィレッジ
Jヴィレッジの命ともいえる芝。その芝を管理する、オフィスショウ齊藤さんに芝生へのこだわりやふくしま復興への葛藤などについてお話しをいただきました。

講話後は、参加者でJヴィレッジの天然芝でニュースポーツ「モルック」を体験。参加者で親睦を深めました。

 

③「ふるさとトークフォークダンス」@Jヴィレッジ
「ふるさと」をトークテーマに、ふるさとや福島に対する想いや、自身が住む地域の魅力を再発見するためのワークショップを、トークフォークダンス形式(フォークダンスのように、次々に相手を変えて対話をする方法)で実施しました。

 

≪2日目≫2月14日(水)

①フィールドワーク 「ふくしま」な人へ会い魅力を発見
グループに分かれ、参加者が訪れたいコースを選択し、「ふくしま」な人が取り組んでいることや、想いを現場で見て、聞いて、感じ、発見し、自分ができることは何か、将来どんなことをしたいか、ふくしまや自身が住む地域の魅力はなにかなど、自分自身やふくしまのこと、自身が住む地域のことを改めて見つめ直しました。参加者にとっては将来について考える良い機会になったようでした。

(訪問先)

楢葉町

・地域おこし協力隊

富岡町

・NPO法人 富岡町3・11を語る会

・(一社)とみおかプラス

・(株)宮田運輸

大熊町

・(一社)おおくままちづくり公社

浪江町

・東日本大震災・原子力災害伝承館

・(一社)まちづくりなみえ

・任意団体なみとも

葛尾村

・(一社)葛尾むらづくり公社

南相馬市

・(一社)AFW

・Next Commons Lab 南相馬

飯舘村

・合同会社MARBLiNG

 

②ドローンアート(Next Commons Lab南相馬)@Jヴィレッジ
南相馬で活躍する「Next Commons Lab南相馬」によるドローンアートを見学。
ドローンアートは前日に参加者が考えたイラストを夜空に表現し、バンドの生演奏と共に幻想的な雰囲気に包まれました。

 

≪3日目≫2月15日(木)

①発表会@Jヴィレッジ
各グループがフィールドワーク等をとおして感じたことをポスターにまとめ、ポスターセッション形式で会場にお越しいただいた方々に発表しました。
いいね!や共感するポイントに「愛ポイント」を貼り付けお互いの作品を讃えあうとともに、被災地で活躍する「ふくしま」な人の取組みを紹介しました。

 

②フィードバック&懇親会@Jヴィレッジ
発表会に参加いただいた方々で懇親会を開催し交流を深めました。最後は全員で「Jポーズ!」で記念撮影して各々の活躍を応援しあいました。

 

本プログラムを通してご協力いただいた皆さま、たくさんのご協力ありがとうございました!
参加者のみなさん、また会える日を楽しみにしています!

 

(終わりに)

このプラグラムや県内外から集まったふくしまを想う参加者とこの地域で活躍される「ふくしま」な人との交流等を通して、ふくしまの魅力、震災や復興、防災への向き合い方、まちづくりのあり方など、それぞれに感じ方や考え方、目標があって信念と覚悟をもって取り組まれる姿に感銘を受けました。

まだまだ復興は道半ばですが、様々な事業が福島県浜通りでは新たに行われています。ひとりではできないことも、みんなで協力し連携しあえればきっと達成できるはず!Jヴィレッジもその架け橋となれるよう様々な取組みを行い、復興の一助となれるよう努めて参ります。

 

◆ 主催
株式会社Jヴィレッジ

 

◆ 協力
「新しい東北」官民連携推進協議会(福島県、福島大学、東邦銀行、ふくしま連携復興センター及び復興庁)

※参加者が作成した作品はJヴィレッジ エントランスに期間限定で展示しております。ぜひお立ち寄りください。

 

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