6月7日（月）に被災地域シニア活動支援事業「シニアいきいき健康塾」（主催：公益財団法人福島県老人クラブ連合会）を開催いたしました。

この事業は、２０１１年３月に発生した東日本大震災及び原子力災害により避難指示対象となった双葉郡8町村（広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村）のシニア住民の方を対象にした体力測定会で、各町村年2回、計11回開催します。 生活環境の変化等による健康へ不安などがある中で、Jヴィレッジのもつスポーツ施設としての特性や専門スタッフによる知識や経験を活用し、体力測定や体組成データ測定、栄養講話や健康の維持管理・介護予防につながる取り組みなどを通じて、シニアの方々の健康意識を高め、健康的な生活習慣の定着を目指していきます。

第1回目は、楢葉町を対象に実施し、定員となる30名にご参加いただきました。

初回測定会では、Jヴィレッジフィットネスクラブのトレーナーによる体力測定(血圧、長座体前屈、握力、片足バランス、10ｍ障害歩行)と身体の四肢の筋肉量や体脂肪量などが測定できる体組成計を活用し、参加者の体力レベルなどを測定しました。測定後は、スタッフより測定結果の評価と自宅でも行える運動プログラムをご紹介しました。

また、減塩や栄養バランスなど栄養講話を通して食事の重要性についての説明と生活習慣病や認知症の予防にも効果的とされるオリーブオイルやナッツなどを使用したJヴィレッジオリジナルのヘルシーランチを試食いただきました。

Jヴィレッジの施設見学では、60mにわたる壁画にこれまでのJヴィレッジや地域の歩みを描いた「J-VILLAGE STREET」やフィットネスクラブをご案内したり、綺麗な天然芝をご覧いただいたりすることで、地域の皆さまにより身近に感じていただければと思います。

Jヴィレッジは、これからも施設の特性を生かし、地域と連携して双葉郡の住民の健康づくりをサポートすることで地域への貢献を目指すとともに、ふくしま復興のシンボルとしての使命を果たしてまいります。

◆「シニアいきいき健康塾」今後の開催予定

【初回測定会】

【最終測定会】