株式会社Jヴィレッジは、公益財団法人福島県老人クラブ連合会から委託を受け、被災地域シニア活動支援事業「シニアいきいき健康塾」を2022年5月23日（月）より開始しました。

この事業は、昨年に引き続き、2011年3月に発生した東日本大震災及び原子力災害により避難指示対象となった双葉郡8町村（広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村）のシニア住民の方を対象にした体力測定会で、年間を通じて各町村年2回（前期と後期）開催します。

今年度第1回目となるシニアいきいき健康塾では、楢葉町、大熊町の住民の皆さんが当社フィットネスクラブの専門スタッフによる体力測定(血圧、長座体前屈、握力、閉眼片足立ち、10ｍ障害歩行)と身体の四肢の筋肉量や体脂肪量などが測定できる体組成計を活用し、参加者の体力レベルなどを数値化することで、現在の健康状態をチェックしました。

昼食時の講話では、健康な状態から要介護へ移行する中間段階で、筋力や活動が低下している状態となる「フレイル」の予防について、日常生活における意識づけとして、運動と食事、社会参加の重要性についてお伝えしました。

この事業を通して生活環境の変化等による健康へ不安などがある中で、Jヴィレッジのもつスポーツ施設としての特性や専門性のあるスタッフによる知識や経験を活用し、体力測定や体組成データ測定、栄養講話や健康の維持管理・介護予防につながる取り組みなどを通じて、シニアの方々の健康意識を高め、健康的な生活習慣の定着を目指していきます。

Jヴィレッジは、これからも施設の特性を生かし、地域と連携して双葉郡の住民の健康づくりをサポートすることで地域への貢献を目指すとともに、ふくしま復興のシンボルとしての使命を果たしてまいります。